vol.02|クロステック企画部 金融事業プロジェクト

クロステック企画部 金融事業プロジェクト
鹿田 沙月さん

クロステック企画部
金融事業プロジェクト
鹿田 沙月さん

私はもともと人と話すのが好きで、接客業を中心に就職活動を進めていました。数社から内定をいただき悩みましたが、平和堂の企業理念に共感したことが入社の決め手となりました。

入社後3年は兵庫県にあるアル・プラザの婦人服売場で担当として勤務した後、2店舗目の福井県のアル・プラザで主任に登用されました。就職するまでは実家暮らしだったので、慣れない土地での一人暮らしは大変でしたが、メンバーさん(パート・アルバイト社員)にお弁当を差し入れしてもらったり、仕事だけでなく様々な面でフォローしてもらえたことがとても心強かったです。

衣料品はお客様の目を飽きさせないよう、商品の見せ方をシーズンごとに変えていく必要があります。コロナ禍では衣料品が売れにくくなり苦労もしましたが、店舗内の目につく場所に商品をディスプレイするなどして工夫しました。平和堂の売場づくりは現場の裁量が大きく、自分のアイデアを反映させることができ、創意工夫によりお客様に喜んでいただいた結果が売り上げに繋がります。お客様との距離が近く、取組みの成果を直に感じることができるのがこの仕事の醍醐味だと思います。

このまま婦人服売場を極めよう!と思っていた矢先、新設されたクロステック企画部へ異動となりました。新しくできた部署なので仕事内容もわからず不安でしたが、会社の新規事業に関われることはとても嬉しかったです。

クロステック企画部は、既存のビジネスモデルに、AI、ビッグデータ、IoTなどの先端技術を結び付け、業務改革の企画立案や導入に携わる新しい取組みを推進する部署です。
その中でも私が所属する金融事業プロジェクトは、クレジットカード(HOP-VISAカード)のリニューアルに取組み、カードの設計やデザイン、どのようにお客様にPRしていくかなどを計画する役割を担っています。

これまでのカードは、平和堂でのお買物という限定的な購買データからお客様の動向を捉えていたのですが、平和堂の購買データだけではお客様のライフスタイルまで把握することはできず、個々のお客様にフィットした提案は難しいということが課題でした。
新しいカードでは、公共料金の支払いや、旅行、ガソリン代など、平和堂以外のお買い物でもHOPポイントが貯まります。
平和堂以外でのお買物の情報を知ることで、ライフスタイル総合(創造)企業として、お客様のニーズに合った、生活をより豊かにする提案をしていくことが今回のリニューアルの目的です。

新HOP-VISAカードを検討するにあたり、「思わず誰かに話したくなる」カードを目指し、デザインにもこだわりました。
子育て世代にも日常使いしていただけるデザインを模索し、多くのカードデザインを調査した結果、カードリーダーに差し込む際や、タッチする際には、縦で使うことが多いことがわかり、新しいカードは従来の横型から縦型のデザインに変更。印象的なゴールドの箔押しラインは琵琶湖湖岸の波打ち際をイメージしています。

また、カードの素材に間伐材を使用することで約10%のプラスチック使用量を削減できたことに加え、カード表面のインクには、廃棄されていた琵琶湖パールを再利用するなど、環境への配慮にもこだわりを持っています。これらの取り組みが評価されて、小売業の提携クレジットカード分野で初めてグッドデザイン賞を受賞しました。

この賞への応募は会社初の試みでしたが、上司の後押しもあり、想いをカタチにできる、新しいことにチャレンジさせてもらえる環境に改めて平和堂の魅力を再認識できました。

私は、地域のお客様のニーズにお応えし、お客様の欲しい商品やサービスを、お客様が欲しいタイミングで提供する。これこそが小売業に携わる中でのクリエイティブな作業であり、面白さだと思っています。

社会人になり、一生懸命仕事をしていると、どんな仕事であってもやりがいを見つけることができますし、仕事を通して自分の成長を感じることができます。そして平和堂では一生懸命取り組み、成果を出していれば、必ず誰かが見ていてくれて、評価に繋げてくれると感じています。
就職活動では、業種や入社直後の仕事内容に注目しがちですが、仕事を通じて自分が成長できるかどうか、自分のがんばりを認めてくれる環境があるかに注目して活動するのも一つの方法だと思います。

1日のスケジュール(一例)
  • 9:00 
    出社後、まずはメールのチェック。その後、外部の方との商談。
  • 13:00 
    社内食堂の日替わりランチでエネルギー補給完了!午後は社外向けの資料作成。
  • 15:00 
    社内ミーティングや社外の視察へ出ます。
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